中国地域、特に開催県である広島県における有機農業の推進、食と農・広島県協議会に集う構成団体の連携強化及び有機農業運動の前進を図ることを目的とします。
第9回中国地域有機農業情報交換会in東広島実行委員会
(構成:食と農・広島県協議会、MOA自然農法文化事業団中国支所)
持続可能な社会と心豊かな暮らしを求めて、有機農業への就農者が増えています。一般消費者、学校給食、レストランなどからは美味しくて安心安全な有機農産物を求める動きが広がっています。こうした動きの中には課題も少なくありません。このような課題に対して、生産者、消費者、流通関係者が立場を超えて連携する事で解決している実践例もあります。
このたびの「中国地域有機農業情報交換会in 東広島」では、これまでの様々な経験に学びつつ、諸課題の解決に向けて話し合い、それぞれの地域や活動領域の中での有機農業のさらなる飛躍と、より豊かな暮らしづくりをめざして開催します。
2016年(平成28年)7月16日(土)~17日(日)
1)広島大学東広島キャンパス生物生産学部棟(第1部)
2)広島県総合技術研究所農業技術センター(第3部)
〒739-0151 広島県東広島市八本松町原6869
〒739-0268 広島県東広島市志和町志和西1537-1
【7月16日(土)】 (場所:広島大学東広島キャンパス生物生産学部棟、大学会館)
11:00 オーガニックマルシェ(有機農産物即売会)、有機農業PRポスター発表
13:05 基調講演「有機農業で創る未来と豊かな暮らし」
木嶋利男氏(公益財団法人 農業・環境・健康研究所 代表理事)
14:50 講演への質疑とワークショップの紹介:小林元氏(広島大学)
テーマ1「食」:コーディネーター:大村恵氏(食と菜園アドバイザー)
有機農産物を日々の食卓に定着するため、東広島市での乳幼児対象の認定こども園での取り組み、福山市の小学生対象の学校給食へ神石高原町からの有機野菜の供給などの話題を交えながら、子育てママや、お母さんたちに元気になってもらえるよう、明るい未来がある有機農業を食の面から話し合います。
テーマ2「人」:コーディネーター:岩見潤治氏(東広島市・七三農園))
有機農業の新規就農上の悩みや課題等を出し合い、三原市や神石高原町などの先輩農家の経験や事例を学びながら、仕事としての有機農業が成り立つ要件等を話し合います。
テーマ3「流通」:コーディネーター:福田裕充氏(廿日市市・よしわ有機農園)
広島市でのレストラン等での有機農産物の使用、地域における生産者と消費者との「提携」とともに、広域的な出荷ニーズにも対応できる、有機農産物・オーガニック農産物の流通のあり方と改善点、今後の促進拡大のためのノウハウ等を話し合います。
18:00 交流会(場所:広島大学消費生活協同組合会館食堂 東広島市鏡山1-4-5)
【7月17日(日)】 (場所:広島県総合技術研究所農業技術センター、東広島市志和町)
① 広島県総合技術研究所農業技術センター(案内:星野 滋氏)
生物多様性の保全技術、天敵を増やす技術、光で蛾類を寄せ付けない技術等を見学します。
“本来の美味しさに感動していただける作物を育て続けること”を目標に農薬・化学肥料を使用しない米と少量多品目野菜の栽培を見学します。
農業者、市民、学生、行政関係者等 (定員200名)
第1部:事前申込1,000円(学生500円)、当日申込1,200円
第9回中国地域有機農業情報交換会in東広島実行委員会事務局
(MOA自然農法文化事業団中国支所内 〒730-0813 広島県広島市中区住吉町5-7)
FAX:082-244-8960、電話:082-248-4396 携帯(細川)090-5864-0805
*事前申込の締め切り:平成28年6月30日(木)
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